データ設計

全社顧客マスタ統合と契約履歴の再設計

営業・請求・保守で異なる顧客粒度とIDを統合し、過去契約の時点再現も可能にする。

ケース

B社は法人向けサービスを提供しており、営業管理、請求、保守の各システムが顧客情報を別々に持つ。営業管理では法人単位、請求では請求先単位、保守では設置拠点単位に顧客IDが発番されている。同じ法人でも「株式会社ABC」「(株)ABC」などの表記差があり、住所変更前後のレコードも重複している。 新CRMでは「法人」「請求先」「拠点」を区別しながら、全社で共通の顧客識別子を持ちたい。営業部門は最新の連絡先を参照したいが、経理部門は過去の請求時点でどの請求先・住所が適用されていたかを再現する必要がある。旧システムは段階的に廃止するため、2年間は旧IDとの連携も残る。 名寄せ候補は、法人番号、名称、住所、電話番号等を使って自動抽出するが、完全一致しないケースは担当者が確認する。統合後に誤って別法人を同一顧客へ統合すると影響が大きいため、統合操作の履歴と取消しも必要である。

設問

設問 1

顧客統合前に、業務部門間で合意すべき顧客概念と識別単位を説明せよ。

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設問 2

最新連絡先の参照と、過去請求時点の住所再現を両立するデータモデルの考え方を述べよ。

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設問 3

旧システムとの2年間の連携に必要な識別情報を説明せよ。

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設問 4

誤名寄せのリスクを抑えるため、自動名寄せと人手確認の設計で考慮すべき事項を述べよ。

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